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| 英語を略してASEAN=アセアンと呼ばれている地域協力機構(ちいききょうりょくきこう)です。 |
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アセアンは、アジアの大国である中国とインドにはさまれた東南アジアの10ヶ国からなっています。
日本の約12倍の面積に約6億人が住んでいます。
加盟国の政治・経済体制、民族、文化、宗教はさまざまで、また、国際情勢の影響もあり、当初からの目標であった「ASEAN10
(10ヶ国の加盟)」を実現するまでには、設立から30年以上かかりました。
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▲ASEANが設立した際の調印式
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1967年、東南アジアの国々が協力しあい、
地域の平和と安定を守るために設立されました(注-1)。
当初は、5ヶ国でスタートしましたが、徐々に加盟国が増えていき、
現在の10ヶ国「ASEAN10」になりました(注-2)。
(注-1)
アセアンは、1967年8月、タイのバンコクで行われた
東南アジア5カ国の外相会議で決められた
「東南アジア諸国連合(アセアン)設立宣言(=「バンコク宣言」)」によって
設立されました。
目的としては、次の3つがあげられています。
(1) 地域の経済成長、社会・文化的発展の促進
(2) 地域の政治・経済的安定の確保
(3) 地域のさまざまな問題の解決
(注-2)
最初の加盟国は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの5カ国でした。
その後、1984年にブルネイ、1995年にベトナム、1997年にラオスとミャンマー、1999年にカンボジアが加盟しました。
これまでにアセアンの国々は協力しあい、政治、安全保障、経済をはじめとする数多くの問題を解決してきました。
1980年代以降は、外国の企業の進出などにより、「世界の成長センター」といわれるほどの目覚しい経済発展を遂げました。
現在では、1997年に起きたアジア通貨危機(つうかきき)を乗り越え、アセアンの国々の関係をより強くするため、幅広い分野で活動をしています。
アセアンは世界でも最も成功している地域協力機構(ちいききょうりょくきこう)の一つと言えるでしょう。 |
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福田赳夫首相の日本とASEAN諸国との
「心と心のふれあい」を謳(うた)ったスピーチ
(福田ドクトリン)(1977年8月 フィリピン・マニラ) 写真提供:内閣広報室 |
■1977年
初めての日本とアセアンの首脳会議
1977年に、初めて日本とアセアンとの首脳会議が開催されました。当時の福田首相は、アセアンを東アジアの仲間として「心と心のふれあい」を大切にし、信頼関係を築こうと約束しました。翌年から、日本とアセアンの外相会議が定期的に開催されています。
■1980年〜1990年代
日本とアセアンの経済的・政治的関係の深まり
1980年代に入り、日本とアセアンとの貿易額が増加し、経済関係が深まりました。また、1994年には日本が提案して、アジア太平洋における政治・安全保障の話合いの場として「アセアン地域フォーラム(ARF)」が開始されました。
■2002年
小泉首相の東南アジア歴訪(れきほう)
2002年1月には、小泉首相が東南アジア諸国を訪れた際に、アセアン諸国と「率直なパートナー」として、「共に歩み共に進む」という考えのもと、幅広い分野での協力関係を築いていくことを表明しました。
■2003年
日本ASEAN交流年、日本とアセアンの特別首脳会議
2003年「日本ASEAN交流年」には、日本とアセアン各国で、多彩な交流事業が行われました。そして、交流年の締めくくりとして、「日本アセアン特別首脳会議」が開催され、アセアン各国のリーダーが東京に一同集まりました。
■2008年
日本アセアン包括的経済連携協定(ほうかつてきけいざいれんけいきょうてい)の発効
科学技術面や人材育成などをふくむ、幅広い分野での日本とアセアン全体との経済関係を強化する「日本アセアン包括的経済連携協定」が発効しました。
■2010年〜
現在、日本とアセアン諸国は、貿易、投資、観光などの経済活動、さまざまな分野での交流が政府・民間レベルで活発になっています。今後も、さらなる協力関係を発展させることが、強く望まれています。 |
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アセアンは日本の重要な貿易相手!
日本にとってアセアンは重要な貿易相手です。日本がアセアン諸国に自動車や半導体部品等を多く輸出する一方、私たちの生活に欠かせないたくさんのものがアセアンから日本にも輸入されています。日本のアセアンからの輸入品は、かつては原材料や農水産品がほとんどを占めていましたが、近年ではエレクトロニクス、機器、繊維などの製品輸入の割合が、輸入品の半分以上を占めています。 |
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